デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況
掲載日 2023年7月25日
|デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響
◇デジタル技術が社会や自社の競争環境にどのような影響を及ぼすかについて認識、その内容について
デジタル技術により、写真や印刷のあり方は大きく変わってまいりました。
かつてはレンズを通してフィルムに焼き付けていたものが、データとして保存できるようになり、印刷もフィルム製版やCTPをへて、現在ではオンデマンド印刷機の高機能化により、製版工程自体が省略化されるなど、技術の変化は目覚ましいものがあります。これらの技術はメーカーによって開発され、機械に組み込まれてまいりましたので、私たちは操作方法に習熟すればその技術を扱うことができました。
しかし、昨今の社会情勢の変化、そしてDX化の流れは、企業が主体となって、既存の枠組みを見つめなおし、デジタル技術を使ってどのように企業全体の業務を改善していくかが問われており、自主的かつ戦略的な姿勢が必要となっております。
デジタル技術は商品・サービスから顧客とのコミュニケーション、バックオフィスに至るまで企業経営に関する全ての分野に密接に結びついており、その活用は競争力強化に大きな影響を与えます。
◇上記内容を踏まえた経営ビジョンやビジネスモデルについて
当社では戦略的なデジタル技術の活用により、効率化とサービスの高付加価値化を押し進め、海外拠点も含めた総合的な取り組みによって競争力を強化し、更なる成長を図ります。
|経営の方向性及びデジタル技術等の活用の具体的な方策(戦略)の決定
経営の方向性及びデジタル技術等の活用の具体的な方策として、経営戦略におけるデジタル技術の方針決定、デジタル技術に関わる人材の育成、従業員のITリテラシーの改善等により海外拠点を含めた業務フローの効率化や作業の自動化を図り、冗長的な手順の見直しやヒューマンエラーの防止、迅速な情報の共有等を通して短納期化、高品質化を図ります。この取り組みにより、顧客満足度を高めるとともに多様なユーザーニーズに応え、事業領域を拡大させていきます。
|戦略を効果的に進めるための体制
星野 俊光取締役をCIO(最高情報責任者)として体制を構築いたします。また、各支社に担当者を配置することで、連携をとり、事業を推進してまいります。